【徹底比較】楽天経済圏 vs SBI経済圏|クレカ・投資・ポイント活用でどっちが得?

悩んでる人

・どうせなら、日々の支払いでもっとポイントを貯めたい
・投資を始めたいけど、できるだけお得に運用したい

そんな方に注目されているのが楽天経済圏とSBI経済圏です。

この記事では、楽天とSBIの両経済圏を実際に利用している筆者が、ポイント、クレカ、ネット銀行、証券口座など、主要なサービスごとにリアルな比較をしていきます。

楽天経済圏とSBI経済圏の違いをざっくり比較

まずは、楽天とSBIそれぞれの経済圏がどんなサービスを展開しているのか、ざっくり比較してみましょう。

サービスカテゴリ 楽天経済圏 SBI経済圏
ポイント制度 楽天ポイント Vポイント
クレジットカード 楽天カード 三井住友カード
ネット銀行 楽天銀行 住信SBIネット銀行
証券口座 楽天証券 SBI証券
電子マネー・決済 楽天ペイ、楽天Edy、タッチ決済 三井住友カードのタッチ決済
ネット通販 楽天市場 なし
スマホ・通信 楽天モバイル、楽天ひかり なし
旅行予約 楽天トラベル なし

 

楽天経済圏の特徴

楽天経済圏は、ネット通販から通信・銀行・証券・旅行まで、あらゆる生活サービスをカバーできるのが最大の強みです。

 

  • 楽天市場や楽天カードの利用で楽天ポイントがどんどん貯まる
  • 貯まったポイントは、買い物・投資・支払いなどに使えて便利
  • 家計・生活まるごと「楽天でまとめる」スタイルにぴったり!

 

ポイントが貯まりやすい上に使い道も広いので、初心者や主婦層にも人気の経済圏です。

 

SBI経済圏の特徴

SBI経済圏は、金融系に特化した「投資重視型」の経済圏です。

 

  • コンビニやマクドナルドでのタッチ決済で最大7%還元
  • 投資初心者から上級者まで人気のSBI証券が中核

 

「日常の支払い+資産形成」を効率よく行いたい人に向いています。

 

楽天経済圏の住人

「生活まるごと」なら楽天、「投資&還元効率」ならSBI、というイメージで考えると選びやすいですよ

 

ポイント制度の比較|貯め方・使い道・有効期限までチェック

楽天経済圏とSBI経済圏では、ポイントの種類や貯まり方、使い方に違いがあります。以下の表でざっくり比較してみましょう。

比較項目 楽天経済圏 SBI経済圏
ポイント 楽天ポイント Vポイント
貯め方 楽天の各種サービスで貯まりやすい(特に楽天市場) クレジットカード支払いや投資で貯まる
有効期限 ・通常ポイント:1年(※獲得で延長)
・期間限定ポイント:あり(多くは1〜2ヶ月)
 ・通常ポイント:1年(※変動で延長)
・期間限定ポイント:あり(内容で異なる)
使い道 請求額への充当、加盟店、ネットショッピング、投資などに使える
※期間限定ポイントは一部制限あり
請求額への充当や投資、加盟店で使える
※ストア限定ポイントは利用先が限られる

 

楽天ポイントの特徴

楽天ポイントは、とにかく貯まりやすいのが特徴です。

楽天市場、楽天カード、楽天モバイル、楽天証券など、あらゆる楽天サービスで貯まります。

特に楽天市場では、SPU(スーパーポイントアップ)やキャンペーンを活用すれば、ポイント還元率が20倍と跳ね上がることもあります。

 

✅️ 有効期限について

通常ポイントは1年の有効期限がありますが、ポイントを獲得するたびに延長されるため、実質無期限で使えるのが安心です。

期間限定ポイントは、キャンペーンなどで付与され、有効期限は1〜2ヶ月程度が一般的です。

 

✅️ 使い道について

通常ポイントは、ネットショッピング、楽天証券でのポイント投資、街のお店での支払いなど幅広く使えます。

一方、期間限定ポイントは一部使えない場面があるので注意が必要です(例:楽天カードの請求充当には使用できません)

 

Vポイントの特徴

Vポイントは、投資やクレジットカード支払いで効率よく貯めて、賢く使えるのが魅力です。

三井住友カードの利用やSBI証券のクレカ積立など、支払い・投資を通じてポイントが貯まります。

 

✅️ 有効期限について

通常のVポイントは、ポイントを獲得・利用・交換するたびに有効期限が1年延長されるため、実質無期限で使えます

一方で、キャンペーンなどで付与される期間限定Vポイントは、有効期限が1〜3ヶ月程度と短めな場合が多く、自動延長はされません

▶ また、「ストア限定Vポイント」のように特定の提携店舗でしか使えないポイントもあります

 

✅️ 使い道について

貯まったVポイントは、SBI証券での投資信託や国内株式の購入に使えます。

その他、三井住友カードの請求額への充当や、商品交換・ギフト券との交換などにも対応しています。

▶ ただし、ストア限定ポイントは使い道に制限があるため、付与時に詳細を確認しておくのがおすすめです。

 

クレジットカードの違い|基本スペックと還元・優待を比べる

楽天経済圏・SBI経済圏の中心となる2枚のカード、「楽天カード」と「三井住友カード(NL)」を、スペックや還元率の違いで比較してみましょう。

比較項目 楽天カード
楽天カード(一般)のイメージ画像
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)のイメージ
年会費 永年無料 永年無料
通常還元率 1.0% 0.5%
優遇還元(特典条件) 楽天市場は+2%(SPU)など コンビニ・マックなどで最大7%(タッチ決済)
国際ブランド Visa/MasterCard/JCB/American Express Visa/Mastercard
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最高2,000万円
・カード盗難保険
・海外旅行傷害保険:最高2,000万円
※選べる無料保険で切り替え可能
新規入会特典 新規入会&利用で5,000ポイント 新規入会&条件達成で5,000ポイント

 

楽天カードの特徴

楽天カードは、年会費が永年無料で、ポイントが貯まりやすい定番の1枚です。

ちなみに、ナンバーレスにリニューアルされより安心して使えます。

 

  • 普段の買い物でも1%還元と高還元率
  • 楽天市場で使えばさらに+2%(SPU)とポイントがザクザク貯まります

 

楽天サービスとの相性が抜群で、楽天経済圏を活用したい人におすすめです。

 

 

三井住友カード(NL)の特徴

三井住友カード(NL)も、年会費無料&ナンバーレス仕様で安心して使えるカードです。

 

  • 最大の魅力は、セブン・ローソン・マクドナルドなど対象店舗でタッチ決済すると最大7%還元!※200円ごとに7ポイント還元
  • 通常の還元率は0.5%と控えめですが、対象店舗をよく使う人なら高還元に!

 

SBI証券との相性も良く、クレカ積立やVポイント再投資との組み合わせでお得度がアップします。

 

 

ネット銀行の連携力|金利・手数料・ATMの使いやすさ

楽天経済圏とSBI経済圏で利用されている主なネット銀行を、金利・手数料・利便性の観点で比較してみましょう。

比較項目 楽天銀行 住信SBIネット銀行
普通預金金利 0.2%(通常)
0.22%(楽天カード引落)
0.28%(マネーブリッジ)※300万円超は0.22%
0.2%(通常)
0.21%(SBIハイブリッド預金)
ATM手数料無料回数 最大7回(ハッピープログラムのランクに応じて) 最大月20回(スマプロランクによる)
※「アプリでATM」は回数制限無し
振込手数料無料回数 最大月3回まで(ハッピープログラムのランクに応じて)
※同行宛は無料
最大月20回まで(スマプロランクによる)
※同行宛は無料
提携ATM セブン・ローソン・イーネット・イオン・ゆうちょ・みずほ・三菱UFJ・PatSat・ビューアルッテ セブン・ローソン・イーネット・イオン・ゆうちょ・ビューアルッテ
証券口座との連携 楽天証券と「マネーブリッジ」連携(自動スイーブ対応) SBI証券と「SBIハイブリッド預金」連携(自動スイーブ対応)

 

楽天銀行の特徴

楽天銀行は、普通預金金利が高く、日常利用にも便利なネット銀行です。

 

楽天証券と「マネーブリッジ」を設定するだけで、普通預金金利が最大0.28%にアップ(※300万円を超える部分は0.22%)します。

 

提携ATMが豊富で、コンビニ・メガバンクでの利用もOK!

「ハッピープログラム」によって、ATM手数料が最大7回まで・振込手数料が最大月3回まで無料で利用できます。

💡 ハッピープログラムは、口座残高または取引回数でランクが決まり、たとえば「スーパーVIP」は残高300万円以上または月30件以上の取引が条件です。

 

楽天カードや楽天証券との連携もスムーズで、楽天経済圏を活用するには欠かせない銀行です。
▶ 楽天銀行の口座開設はこちら

 

住信SBIネット銀行の特徴

住信SBIネット銀行は、投資との連携や日常の使いやすさが高水準でまとまった万能型ネット銀行です。

 

  • SBI証券と連携することで、SBIハイブリッド預金に切り替え可能(普通預金金利が最大0.21%)
  • スマートプログラムにより、ATM手数料・振込手数料が最大月20回まで無料
  • 「アプリでATM」を使えば、スマホだけで現金の入出金が可能&無料回数制限なし

💡 スマートプログラムのランクは4段階で、たとえば「スマート認証NEO(アプリの認証)」を使うだけでランク2に上がります。

 

コンビニATMとの相性もよく、投資重視の人にも、日常生活メインで使いたい人にもおすすめです。
▶ 住信SBIネット銀行の口座開設はこちら

 

証券口座の比較|商品・クレカ積立・ポイント制度に注目!

楽天証券とSBI証券を、商品の豊富さ・クレカ積立・ポイント制度などから比較してみましょう。

比較項目 楽天証券 SBI証券
口座開設数 約1,600万(2024年12月時点) 約1,400万(2025年3月時点)
取扱商品数 多い(投信・株・米国株・NISA対応など) さらに多い(外国株・単元未満株・IPOも強い)
新NISA 対応 対応
ポイント投資 楽天ポイントで投資可能 Vポイント等で投資可能
クレカ積立還元率 0.5%(楽天カード 一般)
※条件により最大2%可
0.5%(三井住友カード NL)
※条件により最大3%可
その他ポイント制度 SPU(投信/米株)
資産形成ポイント
保有残高ポイントなど
投信マイレージ(保有額に応じて毎月付与)

 

楽天証券の特徴

業界トップクラスの口座数&知名度を誇り、初心者からの信頼も厚い証券会社です。

 

楽天ポイントを使って投資信託を購入できるのが魅力。貯めたポイントをムダなく資産形成に活用できます。

 

クレカ積立(楽天カード)や、楽天市場のSPUアップにもつながるため、楽天経済圏を活用したい人には最適です。

 

📝 ポイントで“気軽に投資デビュー”したい人や、楽天サービスをまとめて使っている人にぴったりです

▶ 楽天証券の口座開設はこちら(ポイント投資&SPU対応)

 

SBI証券の特徴

投資信託や株式、米国株、IPOなど商品ラインナップが業界トップクラスに豊富な証券会社です。

 

三井住友カードとの連携でクレカ積立還元率が最大3%までアップ可能(カードの種類や利用額による)です。

 

「投信マイレージ」では保有するだけで毎月ポイントがもらえるなど、長期投資にも向いています。

 

📝 より本格的に投資を始めたい人や、クレカ積立・外国株・IPOに興味がある人におすすめです

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結局どっちが合う?おすすめの選び方まとめ

楽天経済圏とSBI経済圏、それぞれに強みがあるからこそ、「どっちが合っているか」は人によって異なります。

ここでは、目的別におすすめの選び方と、実際の使い分け例をまとめて紹介します。

 

✅️ 楽天経済圏がおすすめな人

  • 楽天市場や楽天グループのサービスをよく使っている
  • 家計管理も含めて、生活をひとまとめにしたい
  • ポイントを「貯める・使う・投資する」まで一貫して活用したい

🔸楽天を中心に生活している人には、圧倒的に使いやすく、恩恵を感じやすい経済圏です


✅️ SBI経済圏がおすすめな人

  • 投資効率やクレカ還元率を最大化したい
  • IPO・外国株・単元未満株など、幅広い商品を使いたい
  • コンビニやマクドナルドなど、対象店舗の利用が多い

🔸“攻めの投資”や“高還元の支払い”を重視するなら、SBI経済圏がピッタリです


✅️ 両方の“いいとこ取り”もできる!

実は、楽天とSBIは併用しても全然OK!

たとえば、

  • 🛒「楽天経済圏」で買い物や通信、家計をまとめてポイントを稼ぎ、
  • 💰「SBI経済圏」で投資や高還元クレカを活用して効率よく運用、というような使い分けも◎

 

▶ 実際に筆者も、メインは楽天経済圏で日用品の買い物・ふるさと納税・スマホ代など楽天サービスで統一しつつ、一部投資やクレカ払いをSBI証券+三井住友カードで実施中。

それぞれの「得意分野」だけ活用すれば、無理なくお得な生活が実現できます!

💡 無理に1つに絞らず、自分にとってメリットの大きいところだけを選んで使うのが、いちばん賢い選び方です


 

生活に合わせて、ポイントも投資もムダなく効率よく!

あなたにピッタリの経済圏活用法、ぜひ見つけてみてくださいね。