楽天カードアカデミーと楽天カード(一般カード)には、どんな違いがあるんだろう、と悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介する『楽天カードアカデミーと楽天カードの違い』を読んでいただくと、クレジットカード初心者の学生も、たった3分で違いが理解できます。
なぜなら、僕も実際に楽天カードを使っていて、経験と知識をもとに徹底比較・調査したからです。
この記事では、楽天カードアカデミーの基本情報を紹介して、楽天カードとの違い、クレカ初心者が注意すべき点まで、ご紹介します。
記事を読み終えると、楽天カードアカデミーと楽天カードの違いが理解でき、あなたにとって適切なカードを選ぶことができます。
目次
楽天カードアカデミーとは
楽天カードアカデミーとは、学生限定のクレジットカードです。
18歳〜28歳までの学生のみが入会できます。
学生限定のカードだけに、学生にとって嬉しい特典や安心して利用できるサービスがありますね。詳しくは後ほど解説します。
楽天カードアカデミーと楽天カードの比較一覧
まずは、楽天カードアカデミーと楽天カードを比較しつつ、大まかな違いを確認しましょう。
楽天カードアカデミー | 楽天カード | |
対象者 | 学生のみ ※高校生除く | 18歳以上 ※高校生除く |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
利用限度額 | 最高30万円 | 最高100万円 |
キャッシング | なし | あり |
国際ブランド | ・VISA ・JCB |
・VISA ・Mastercard ・JCB ・AMEX |
デザイン | 1種類 | 10種類 |
ポイント | ・街での買い物100円につき1ポイント ・楽天市場でポイント+3倍 |
・街での買い物100円につき1ポイント ・楽天市場でポイント+3倍 |
付帯機能 | ・楽天ポイントカード ・楽天Edy(選択可 ※発行手数料 税込330円) |
・楽天ポイントカード ・楽天Edy(選択可 ※無料) |
ETCカード | 年会費550円(税込) | 年会費550円(税込) |
保険 | 海外旅行傷害保険 | 海外旅行傷害保険 |
その他特典 | 学生限定特典 | - |
基本的なスペックは同じ
楽天カードアカデミーと楽天カードの基本的なスペックは同じです。
なぜなら、年会費無料やポイント還元率など、クレジットカードにおいて重要なスペックが同じだからです。
同じ部分をまとめると以下のとおり。
- 年会費永年無料
- 街での買い物100円につき1ポイント
- 楽天市場でポイント+3倍
- ETCカード年会費550円(税込)
- 海外旅行傷害保険
楽天カードアカデミーと楽天カードの違い
続いて、楽天カードアカデミーと楽天カードの違いを5つ紹介します。
- 楽天カードアカデミー限定特典
- 楽天学割が自動付帯
- 利用限度額・キャッシング枠
- 券面デザイン
- 国際ブランド
違い①:楽天カードアカデミー限定特典
- 楽天カードアカデミー:特典あり
- 楽天カード:特典なし
楽天カードにはない、楽天カードアカデミー限定の特典があります。
上記3つの楽天グループサービスで、楽天カードアカデミーで支払うと、ポイント倍率がアップします。
各ポイントの内訳は以下のとおり。
楽天ブックス 【最大4倍】 |
楽天トラベル 【3倍】 |
楽天ブックス(ダウンロード) 【3倍】 |
・通常購入1倍 ・楽天カード利用通常ポイント1倍 ・楽天カード利用特典ポイント1倍 ・楽天カードアカデミー特有サービス分ポイント1倍 |
・通常購入1倍 ・楽天カード利用通常ポイント1倍 ・楽天カードアカデミー特有サービス分ポイント1倍 |
楽天カードアカデミーで支払うことで、『楽天カードアカデミー特有サービス分ポイント1倍』が付き、楽天カードよりもポイントアップしますね。
- 楽天カードアカデミー限定特典の注意点
・卒業予定年の3/31を過ぎたら特有サービスポイント終了
・楽天ブックスの特典は発行から1年間のみ
・楽天トラベルの特典対象は高速バス予約
違い②:楽天学割が自動付帯
楽天学割が自動付帯されているかどうかが違います。
- 楽天カードアカデミー:自動付帯
- 楽天カード:登録が必要
15歳〜25歳の楽天カードアカデミー会員は、楽天学割に自動で登録してくれます。
楽天学割とは、15歳〜25歳の方限定で入会でき、ショッピングやエンタメもお得になる無料プログラムです。
楽天カードアカデミー限定の特典ではありませんが、登録する手間が省け、お得な特典があるので利用してみるといいでしょう。
もちろん、15歳〜25歳の楽天カード会員でも、登録さえすれば利用できますね。
>> 楽天学割
違い③:利用限度額とキャッシング枠
利用限度額とキャッシング枠の有無が違います。
- 楽天カードアカデミー:利用限度額最高30万円・キャッシング枠なし
- 楽天カード:利用限度額最高100万円・キャッシング枠あり
利用限度額とは、クレジットカードでショッピングする際に使える金額のことです。
一方、キャッシング枠とは、銀行やコンビニなどのATMを利用して、お金を借りることができる金額のことですね。
楽天カードアカデミーは、楽天カードど比べて利用限度額は低く、キャッシング枠もありません。
つまり、楽天カードアカデミーで利用できる金額は少ないものの、使いすぎを防げるので、学生も安心して利用できるかと。
違い④:券面デザイン
選べる券面デザインが違います。
- 楽天カードアカデミー:1種類
- 楽天カード:10種類
楽天カードアカデミーのデザインは1種類のみです。
楽天カードの通常デザインとほぼ同じですが、「ACADEMY」が表記されています。
一方、楽天カードのデザインは10種類から選べます。
違い⑤:国際ブランド
選べる国際ブランドが違います。
- 楽天カードアカデミー:VISA・JCB
- 楽天カード:VISA・Mastercard・JCB・AMEX
楽天カードアカデミーで選べるブランドは2種類、楽天カードでは4種類から選べますね。
国際ブランドとは、世界中の国や地域で利用できるクレジットカードのブランドのことです。
お店でクレジットカードを利用するには、そのお店がブランドの加盟店じゃないと使えません。なので、加盟店が多いブランドを選ぶといいでしょう。
国際ブランドはVISAかMastercardがベター
国際ブランドを選ぶ際は、VISAかMastercardを選ぶのがいいでしょう。
というのも、海外・国内でもシェア率が高いので、加盟店が多く使いやすいからです。
ちなみに、JCBは国内のみ、AMEXは使えるお店が限定的ですね。
なので、特にこだわりがなければ、VASAかMastercardを選ぶといいでしょう。
楽天カードアカデミーがおすすめな人
楽天カードアカデミーがおすすめな人は、入会できる学生みんなさんです。
なぜなら、年会費無料やポイント還元率など、楽天カードの魅力はそのままで、さらに楽天カードアカデミー限定の特典や安心して利用できる制限があるからです。
実際に、楽天ブックスや高速バスを利用する際にはポイントアップしますし、利用限度額が低くキャッシング枠もないので、使いすぎる心配がなく安心かと。
ただし、デザインは1種類のみなので、デザインを選びたい方は楽天カードにするといいでしょう。
クレジットカード初心者が注意すべき点
この記事を読んでいただいている学生の中には、クレジットカードデビューの方も多いかと思うので、注意点をご紹介します。
- 分割払いやリボ払いは手数料が高い
- クレジットカードの返済を遅延しない
分割払いやリボ払いは手数料が高い
クレジットカードを利用する際、支払い方法を選べますが、分割払いやリボ払いは手数料が高いので注意しましょう。
分割払いとは、「○回払い」という形で、支払い回数を指定して、商品の価格を分割して支払う方法です。
一方、リボ払いとは、クレジットカードの利用額や件数にかかわらず、毎月一定額を支払う方法です。
どちらも、手元にお金がなくても商品を購入でき便利なのですが、手数料が高くつくので基本的には手数料がかからない1回払いもしくは2回払いが良いでしょう。
ちなみに、楽天カードの分割手数料は、実質年率12.25%〜15.00%かかります。
クレジットカードの返済を遅延しない
クレジットカードの返済は遅延しないように、引き落とし日までに口座にお金を準備しておきましょう。
なぜなら、返済を遅延してしまうと、悪い利用履歴が残るからです。
悪い利用履歴がたくさんあると、クレジットカードの利用が停止されたり、新たにクレジットカードを発行する際の審査に不利になりますね。
まとめ:学生は楽天カードアカデミーがおすすめ
上記で紹介した『楽天カードアカデミーと楽天カードの違い』を読んでいただくと、違いが理解でき、あなたにとって適切なカードを選ぶことができます。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
違い
⇨ 楽天アカデミーカード:特典あり
⇨ 楽天カード:特典なし
⇨ 楽天アカデミーカード:自動付帯
⇨ 楽天カード:登録が必要
⇨ 楽天アカデミーカード:利用限度額最高30万円・キャッシング枠なし
⇨ 楽天カード:利用限度額最高100万円・キャッシング枠あり
⇨ 楽天アカデミーカード:1種類のみ
⇨ 楽天カード:10種類
⇨ 楽天アカデミーカード:VISA・JCB
⇨ 楽天カード:登録が必要:VISA・Mastercard・JCB・AMEX
楽天アカデミーカードは、年会費永年無料やポイント還元率など、楽天カードの魅力そのままで、学生にとって嬉しい特典やサービスが付帯しているので、学生におすすめです。
違いを比較して、あなたに合ったカードを選んでみてください。
- 本記事で紹介したカード